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たなか社会保険労務士事務所
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社会保険労務士を目指しておられる方へ

 不況の影響でしょうね。社労士のみならず世はいまだに資格ブームが続いているようです。多くの方が合格を目指して、日々勉強に励んでいらっしゃることと思います。どうか体調面には十分注意して頑張ってください。

 というのも僕自身、試験の一週間前に体を壊して四、五日寝込んだ経験があるのです。試験日から逆算して最後の追い込みをかけていた時期でしたから、勉強の予定は狂うし、何よりも予定を消化できなかったということで精神的なダメージも大きかったですね。結果は、ダメでした。試験日のたった一日のために心血を注いできた一年間が、わずか四、五日の体調不良で崩れるのですから、なんともデリケートなものです。「僕は、私はそうならない」と思われた方もおられるでしょう。実際僕もそう思っていました。けれど、頑張ったら頑張った分だけショックは大きいものです。
 決して油断しないようにしたほうが賢明です。

 それからもう一つ注意をつけ加えておきます。
 今現在働いておられる方。自分から辞めたりしないでください。たしかに無職のほうが勉強時間は当然あります。でも、資格を取って開業を目指しているんだ、という場合はできる限りお金を蓄えたほうがいいと思います。

 開業した当初は、本当に収入のメドはたちにくいです。知人や今の仕事の得意先の方から確実に仕事が舞い込むと期待されている方もおられると思いますが、そううまくいくとは限りません。もしも仕事がしばらくなかったら、と考えて毎月の給料が入る状況を自ら放棄しないでほしいと思います。ほんとうにサラリーマンって、いいな、としみじみ感じます。

「でも、勉強に集中したい。背水の陣で頑張りたい。勉強だけして、できるだけ早く受かりたい」

 僕自身もそうでしたから、気持ちはわかります。でもですね、合格することだけが目的の方以外は、少しばかり聞く耳を持ってください。何しろ、合格後のほうが大事ですから。働きながら、その中で最大の努力をする。これが、ベストです。

 学生の方は、社労士でがんばろうといった場合でも、とりあえずいったんは就職したほうがいいですよ。社会勉強を積んでからのほうが、より資格が生きると思います。できれば、総務部とか人事部がいいとは思いますが、営業でも飛込みがあるほうがいいかもしれません。僕はずっと営業でしたが、飛び込みの経験はなかったので、なかなか仕事を取るための飛込みに躊躇しています。誰だって、見ず知らずのところに飛び込むのは勇気が要りますからね。ですから、経験しておくことはいいことだと思います。ただし、どうしてもできないと考えたときは、別にしなくてもいいんじゃないでしょうか。苦痛で胃を壊すくらいならば、ですがね。

 それに方法はほかにもありますから。でも、開業するということは個人事業主になるということです。それは成功も失敗もすべての責任を負うということです。
(なぁ〜んていいながら、しっかりと自分に言い聞かせています)

 あと社労士の資格は受験生が考えているほどメジャーではありません。合格し、「社労士試験に受かった」と誰かに言ったとき、そういうことか、と納得してもらえると思います。
 しかし、合格しなければわかりませんから、頑張ってぜひ味わってみてください。
 学問に王道はなし、です。

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たなか社会保険労務士事務所 : 社会保険労務士 田中雅也
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